「第3回 医療的ケア児等の退院支援・フォロー事例を通して意見交換会」を開催しました

 2024年9月11日(水)に、「第3回 医療的ケア児等の退院支援・フォロー事例を通して意見交換会」を開催し、保健師、相談支援専門員、看護師らが参加しました。香川大学医学部附属病院と四国こどもとおとなの医療センターの地域連携室から架空事例が提供され、参加者達はどういった関わり方ができるか、グループワークを行いました。今回は医療的ケア児の退院前後、その後の支援において、保健師の役割にフォーカスした研修であったため、香川県子ども家庭課の青野課長補佐より保健師の役割に関する講義も行われました。


 参加者からは「行政や支援事業所がお互いに役割を明らかにしたり、サービス提供までの流れを確認できました(保健師、医療的ケア児等コーディネータ―)」、「保健師にクローズアップしていて、とてもよかったです(保健師)」、「グループ内に様々な職種の方がいて、顔を知ることもできたので、今後しっかり連携していきたいと思いました(相談支援専門員)」、「保健師として医療的ケア児に関わるなかで、自身の役割等悩むことが多かったのですが、今回の研修を通して自身の役割の理解ができました。受け持ち事例においても保健師として何ができるか考えていきたいと思います」といった声が見られました。

 医療的ケア児の先を見通した関わりや、様々な職種と繋がることのできる保健師は、医療的ケア児やその家族にとって大きな支えとなります。行政・医療・福祉・教育が円滑に連携して支援していけるように、今後も色々な事を検討してまいります。
 ご協力・ご参加いただいた方々、ありがとうございました。

(横にスクロール 全6枚)