「令和7年度 医療的ケア児者の防災を考える 備えあれば憂いなし! Part4」を開催しました

 2025年11月1日(土)に、「令和7年度 医療的ケア児者の防災を考える 備えあれば憂いなし! Part4」をトヨタカローラ香川株式会社 国分寺店にて開催し、医療的ケア児当事者・当事者家族や、各分野の支援者(医療、福祉、行政、教育等関係者)らが参加しました。

 トヨタカローラ香川の濱元氏より、給電車を利用した医療機器の給電デモンストレーションを行った後、各家族(に関わる支援者)のブースに分かれて、防災に関する相談会を行いました。相談会では四国こどもとおとなの医療センター 白川臨床工学技士長と、香川大学医学部附属病院 中山臨床工学技士、またトヨタカローラ香川 濱元氏から、医療機器や給電に関する情報提供や各家族に応じた相談に乗り、医療的ケア児の防災について様々な対策を考える会となりました。最後に当事者家族の車にて、車中避難を想定したシートアレンジを行い、医療的ケア児者が車内で過ごす工夫などについて支援者を交えてイメージしました。会場には災害に役立つ蓄電池や防災グッズ、各種医療機器が展示され、参加者は災害時の利用を含めてトヨタカローラ香川のスタッフや臨床工学技士から詳しい説明を聞くことができました。

 イベントには、トヨタカローラ香川株式会社、トヨタモビリティパーツ株式会社、香川大学医学部附属病院、四国こどもとおとなの医療センターが協力し、多くの当事者・当事者家族、支援者らが医療的ケア児者の防災について考える一日となりました。

 参加者からは「すごく楽しかったです!シートアレンジもいざという時にすぐにできそうだ!と思いました(当事者家族)」、「臨床工学技士さんとお話をすることがなかったので、機械のことを詳しく聞く機会がありとてもよかったです(当事者家族)」、「ご家族のお話を一緒に聞けたことも、想いや心配事が知れてよかった(行政職員)」、「給電システムのことや医療機器のことを知って、実際に災害が起きたときにどうするか、どう使うかということを考える機会になった(行政職員、保健師、医療的ケア児等コーディネータ―)」、「いつも、台風がきたときなど(支援者の方が)電話で「大丈夫?」って聞いてくれるのがありがたいです(当事者家族)」、「給電車が行政にあると災害時にいいかと思いました。ポータブルバッテリー(蓄電池)の購入時に補助が出ると助かります(当事者家族)」といった声が見られました。

 様々な専門家や企業が災害対策についての知識やノウハウがあります。そういった方々と当事者・支援者を繋ぎながら、具体的に医療的ケア児者の災害対策について考えていけたらと思います。
 今回ご協力いただいた方々、ご参加いただいた方々、誠にありがとうございました。