医療的ケア児等支援者・コーディネーター養成研修 終了しました(11/20(月)、21(火)、27(月)、29(水))

支援者研修となる共通講義を11月20日(月)、21日(火)に、コーディネータ—研修となる演習を27日(月)、29日(水)に開催しました。

  今回の研修は看護師が多く参加し、他にも相談支援専門員、保健師、保育士、養護教諭、理学療法士、スクールソーシャルワーカーなどの参加がありました。 共通講義では、医療的ケア児に関する支援体制や在宅医療、訪問看護や福祉、本人・家族の思いなどについて講義を行いました。

 演習では、事例を用いてサービス等利用計画案を作成するグループワークを行いました。

 また、参加者は模擬担当者会議のロールプレイを見学し実際の連携や支援の方法を学んだり、地域資源のグループワークでは、自分の職場の周りにある社会資源を確認したり、新たな社会資源を考え、様々なアイデアが出されていました。

 修了後のアンケートでは、「医療的ケア児等の「等」にあるように、医療的ケアまでは必要ではないものの、さまざまな支援が必要な児童に対する支援やその体制づくりなどはどのように進めていけばよいか不安です〜(中略)〜それぞれの立場の現状や思いを受け止めながら、みんなが気持ちよく過ごせるようになるといいなと思います」、「お預かりしているお子さんの意思決定について、もう一度現場と共に考えていかなえればならないと感じました」、「今後、児童発達支援・放課後デイを実施する中で、医療的ケア児の受け入れができればと考えていたが、実際に医療職でない自分がどこまで何ができるのかという不安がある。しかし、色々な職種とつながることで、不安は少しずつ解消されるかもと感じた」といった意見がありました。その他、いただいた改善点についてのご意見は、次回からの参考とさせていただきます。ありがとうございました。

 参加者はそれぞれ立場の違う支援者ですが、支援者同士で顔の見える繋がりもできた研修でした。

 医療的ケア児等コーディネーターの研修を終えた方は、今後引き続き開催されるフォローアップ研修もぜひご参加ください。

研修当日の様子(右にスクロールで確認できます。全5枚)