【令和5年度医療的ケア児支援体制構築にかかる担当者合同会議】を開催いたしました

 2023年12月15日(金)に、「令和5年度 医療的ケア児支援体制構築にかかる担当者合同会議」を行いました。
 障害福祉、教育、保育、子育て支援、母子保健など各分野の医療的ケア児支援体制整備の担当者が参加されました。

 県障害福祉課からは香川県における医療的ケア児等の支援の充実に向けて、現状や取り組み内容の報告があり、県子ども家庭課からは、小児慢性特定疾病児童等自立支援事業についての説明がありました。更に、大川圏域と三観圏域の自立支援協議会医療的ケア部会での、実際の事例紹介や医療的ケア児台帳作成を含めた取り組み報告が行われました。

 その後、医療的ケア児の台帳(名簿)作成に関して、各自治体に分かれてグループワークを行い、台帳作成に向けて具体的なディスカッションを行いました。

 参加者からは、「単課では支援体制構築は成し得ないと思うので、今回の会で学んだ事を持ち帰り各係でできることの情報精査を行って参りたい」、
「台帳作成を行い、①就園/就学をスムーズに行う、②災害対策に活かす 行政間でしっかり連携をとる! 相談支援は、そこから社会資源開発を目指す!」、
「昨年よりも密に話ができていた。行政間同士(4課)で、しっかり話ができるようになっていた。年1回は、台帳を見直そうと4課で自然と話ができていたのが、嬉しかった」、
「他市の医療的ケア児の現状や情報共有ができてとても参考になりました。また、台帳作成も検討していきたいと思います」、
「県内、圏域内でこのような研修の場が無く、担当として進めていく中で、他の市町の状況が分からないまま進んできています。自分たちのしていることや方向、考え方がこれでよいのかを確認する機会となり大変ありがたく思います」等といったご意見・ご感想が得られました。

 まずは医療的ケア児の実態把握を各自治体で行い、情報共有を行うことは、医療的ケア児等支援やサービスに繋がる重要なステップとなります。

 ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 来年も、医療的ケア児に関わる多くの分野の方に会議へ出席して頂き、医療的ケア児支援体制構築の手助けを行えればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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