2022年12月23日(金)「令和4年度医療的ケア児支援体制構築にかかる担当者合同会議」報告
2022年12月23日(金)に、「令和4年度 医療的ケア児支援体制構築にかかる担当者合同会議」を行いました。
障害福祉、教育、保育、子育て支援、母子保健など各分野の医療的ケア児支援体制整備の担当者が参加されました。
保育教育の現場で医療的ケア児を受け入れることについて、まず県の教育委員会と障害福祉課から、行政説明を行いました。続けて、先進的な取り組みを行っている自治体から取り組み内容の共有をしていただきました。
その後、共通事例をもとに各圏域に分かれてグループワークを行い、医療的ケア児を保育教育現場で受け入れるための準備について話し合いました。
更に、各自治体同士の現状の確認や情報交換を行い、同じ自治体であっても分野をまたいだ顔の見える関係性づくりの一歩を踏み出すことができました。
参加者からは、「相談を受けた時に、逃げません」「ガイドラインの作成に取り掛かる予定があり、他課の状況などが分かったので、一歩進められそうに思う」「相談があることを見越して、前倒しで準備や保護者への声かけ・支援に活かしていきたい」「まずは自身の課で受け入れ、そこから実施に向けて担当部署を巻き込んで協議していきたい」といった前向きな意見がありました。
医療的ケア児が、将来につながる選択肢を持ち、のびのびと成長発達していけるように、少しずつでも動ければと思います。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
来年も、医療的ケア児に関わる他分野の方に参加していただき、継続して開催していく予定です。よろしくお願いいたします。