5/27(土)「令和5年度 医療的ケア児等の支援にかかわる講演会」を開催いたしました

 2023年5月27日(土)に、「令和5年度 医療的ケア児等の支援にかかわる講演会」を行いました。
 
 香川大学医学部小児科学の日下先生、交流会から引き続き土畠先生が講演をされ、医療関係者、医療的ケア児等コーディネータ―、行政関係者、教育関係者らが参加しました。
 講演を通して、医療的ケア児とはどういう存在なのか、支援者として大事なこと、また医療的ケア児らを支援する上で様々な分野同士の「垣根」について考える機会となりました。


 参加者からは「医療的ケア児等の支援についてまだ学び始めたばかりですが、医療の倫理にどっぷり浸かっている自分に気付かされました」「医療的な支援に関わる際に、病院や医師との連携となるとどうしてもハードルが高く感じてしまい、なかなか連携できていません。垣根を超えるためには一歩踏み込んで相談してもよいのかなと思いました」「自分ももとは病院の小児科で働いていて、在宅に出た時に吸引チューブをはじめすごくギャップに戸惑いました。私の中にも勝手に自分で垣根を作っていたのだなと改めて気づきました」等と、それぞれの立場で考えさせられたり、刺激を受けたという意見が見られました。
 そもそもこの講演会に参加くださってる時点で、皆様垣根を超える一歩を踏み出しておられるのだと思います。


 講演いただいた日下先生、土畠先生、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

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