5/27(土)「令和5年度 医療的ケア児等家族交流会 備えあれば憂いなし 作戦会議」を開催いたしました
2023年5月27日(土)に、「令和5年度 医療的ケア児等家族交流会 備えあれば憂いなし 作戦会議」を行いました。
今回は、おもちゃ美術館さんの全面協力のもと、きょうだい児さんはおもちゃ美術館で学芸員さん達と一緒に遊び、医療的ケア児さんとご家族は交流会に集中して参加できました。
医療的ケア児さんの災害時対策について、北海道胆振地震を経験されて、人工呼吸器を利用している小児の在宅医療に関わる土畠先生と、電動車いすと夜間人工呼吸器を使用しているIT企業のインハウスデザイナー・山根氏が対談されました。実際に使用している人工呼吸器や災害時にも利用できるエアマットなどを見たり、参加者同士でグループワークを行い、自助・共助で行える災害対策について考えました。
医療的ケア児をもつご家族が参加され、お互いの情報交換や交流にもなっていました。参加者からは、「ご近所さんにも(自分の子どもの事を)知ってもらう重要性に気付かされました」「最後の(グループワークで)、(災害が発生した時)いつ、どこで…(どうするなど)と、ゲーム感覚で皆でアイディアを出すやり方は、面白かったです」「普段なかなか集まって話す機会がない同じような悩みを持った保護者やご本人の方たちとお話できたことでリフレッシュできました。災害時の事も考えて、地域に出て、同じ自治会の方に息子のことをもっと知ってもらおうと思いました」「場所も、おもちゃ美術館だったので、きょうだいもとても楽しんでいました」等というお声がありました。
土畠先生、山根さん、ならびにおもちゃ美術館の方々、ご参加いただいた皆様方、ありがとうございました。
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