2023年8月24日（木）に、「令和５年度　小児在宅医療従事者養成研修会～気管切開児者の呼吸管理と皮膚ケア～」を行いました。

　　特別支援学校等や訪問看護ステーション、児童発達支援施設や病院で勤務している看護師が参加されました。参加者の中には、医療的ケア児等コーディネータ—の方もいらっしゃいました。
　香川大学医学部附属病院　小児科の小西医師、小児外科の田中医師らが、医療的ケア児の呼吸管理や気管切開の管理について講義を行い、その後気管カニューレの交換や急変時対応、気管切開の皮膚ケアについて、特定行為研修修了者の前田看護師、納田皮膚・排泄ケア認定看護師らも講師となり演習を行いました。

　参加者からは、「講義も実習も分かりやすかったです」「医療ケア児の情報交換や相談など他の施設の方との交流ができて良かったです」「念願の気管チューブの交換を体験がやっとできて良かったです。今後、機会があるときに少しは自信を持って対応できると思います。今後も定期的に練習は必要と感じました」「実技の時間がもう少し長めがよかった」といった学びやご意見がありました。

　気管切開や人工呼吸器を利用する医療的ケア児が地域で増加している中、対応できるマンパワーの確保が重要視されています。
　いただいたご意見は今後の参考にさせていただきます。医療的ケア児らがのびのび暮らす地域を目指して、今後も少しずつですが研修等開催してまいります。
　ご参加、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

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