【第2回 保育・教育における医療的ケア児支援 資質向上研修・意見交換会】を開催いたしました

2023年8月7日(月)に、「第2回 保育・教育における医療的ケア児支援 資質向上研修・意見交換会」を行いました。

 特別支援学校や特別支援学校以外の学校、保育所、幼稚園や医療関係機関、教育や障害分野の行政機関に勤務している看護師、保健師、教員、行政職員が参加されました。

  学校で働く看護師を支援するNurseFightの植田代表によって、「学校で働く看護師の役割について〜学校教育を中心としたアセスメントとは〜」と題した講義とグループワークが行われ、学校看護師である野上先生からは「香川県立高松支援学校における多職種との連携・協働について」の講義が行われました。
 参加者は、特別支援学校に通う医療的ケア児の模擬サービス担当者会議を見学後、自分の立場であればどういう情報交換・連携ができるかについて話し合いました。

 参加者からは、「たくさんの職種の方とお話、情報共有ができ有意義な時間になりました」、「看護師さんの確保も難しい現状ですが、看護師さんの立場、考えを知った上でどうフォローしていくのかも、雇用後に必要な視点」、「今後、自園で医療ケア児を受け入れるにあたり、他の施設での現状・対応などを知ることができてよかったです」、「教育支援計画の、”なりたい自分”⇔”それを応援する計画”という言葉は、活用させていただきます」、「看護の方たちの専門性と地域で支える方たち、教員が連携していく大切さが分かりました」、「気軽に(学校)看護師のみのケース検討会やお悩み座談会など…そのような場があると良いかなと思いました」、「グループワークが2回できるのであれば、1つは縦の連携、もう1つは横の連携で、同じ職種や同じ疾患児を担当する職種同士のグループワークができたらいいと思います」といった学びやご意見がありました。

  医療的ケア児の教育環境を整えるのは大切なことであり、そのためには多くの職種の方々が協働することが必要となります。
  いただいたご意見等は、今後の研修の参考とさせていただきます。
 ご参加、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

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